高所恐怖症の元スノーボーダーがフリースキー初心者となってゲレンデに戻った記録。
雪の知識や、遭難した時に最低限生き延びる装備、安全な登山計画、色々なことを学んだ今シーズン。
春スキーシーズンの頃には、俺は念願のバックカントリーに出るようになった。
最後は、単独で山に登るようにもなった。
俺のシーズンアウトとなった山は、至仏山だ。
小至仏山、至仏山、両方登った。
そのうち、至仏山アタックの日は、フィルムクラストした斜面を滑ることができた。
フィルムクラストとは、雪の表面が溶け、氷の膜のようになったもの。
ゲレンデのアイスバーンのように、板がものすごく走る。しかし、グリップが効く。
パウダーを滑る快感に匹敵する、爽快感を味わえるのがフィルムクラストだ。
春の至仏山は、登山者も多く集まる。
意外と、単独の女性も多かった。いいね、最高だよ!!
つーか、BCエリアは、単独の女性もよく見かけるので、意外と穴場なのかも知れないな?うへへっ
鳩待峠から至仏山に向かうルートの途中に、天然のバンク地形がある。
ここを、パーク系スノーヤーがぶっ飛ぶ。
残念ながらボーダーばかりで、フリースキーヤーは見なかった。
俺がいつかぶっ飛んでやろうと思った。
小至仏山に行く場合は、急斜面を登っていく。
最初に俺はツアーに参加したが、ガイドも含め参加者全員ボーダーだった。
スキーは俺だけ。
斜面をパカパカ直登できるスノーシューの人々には、シールで登る俺はついていけない。(滑ってしまう)
どの程度の斜度だと直登できないのか、どの程度で切り返してアプローチすれば良いのか、勉強になったツアーだった。
山頂は、絶好の写真スポットで大混雑だ。
俺はそんな写真に興味はないので、とっととクラストした斜面を滑り降りる。
トラバースルートではなく、あえて稜線上を登ることで、シーズン最後にはシールでの滑りもできるようになったよ!
雪の表面の氷が、テカテカと光る。
板がものすごく走るのに、グリップが効く。
もーとにかく、快感だ!
尾瀬の湿原と、
奥只見から見える、猫耳の形をした山だ。
いつか、厳冬期の燧ケ岳や白根山も滑りたい。
至仏山の大斜面を滑り終わると、沢を渡る。
最後は登り返しもあるので、怪我をしないよう、慎重に滑り、沢を渡って帰路に着く。
小至仏山は標高2162m、至仏山は2228m。
標高1590mの鳩待峠から休憩入れても3時間半位で登ることができる。
登る標高は600m程。富士山の半分だ。まだまだ、富士山を登りきる体力はない。
来シーズンは、
そして、鳥海山、立山、最後は俺の目標としている山、富士山だ。
んー、俺、少しずつスキーに慣れてきた気がする!
そして、BCエリアの自然の美しさに、すっかり魅了されてしまった今シーズンでした!
スキー: 今日の学び
しかし急斜面はへっぴり腰のハの字である。
もーどーにかしてくれ!!
これで俺、シーズンアウト!
来シーズンも、がんばりまっせ!
ブログ見てくださったみなさん、ありがとうございます!!
去年の夏は山とか海のオフシーズンの記事アップしてたけど、今年は夏眠します!
また来シーズンまで、、みなさまお元気で!!