高所恐怖症の元スノーボーダーがフリースキー初心者となってゲレンデに戻った記録。
「これ、トンネルじゃなくて洞窟じゃね?」的な、雨漏りしてる穴を抜けると到達できるスキー場、奥只見。
奥只見は初心者を寄せ付けず、自然を大切にするスキー場だ。
俺みたいなのは、全く呼ばれてない。邪魔。滑れるコースがない。
入り口が中級コースで出口が全部上級ってどんなセンスが生み出したトラップだよ?
俺は、前回怖くて降りられなかったAコース下部に再挑戦しに来た。
でも、Aコース下部は閉鎖だった。
最難関のEコースも閉鎖だった。
かぐらなら意地でOPENのコンディションだが、奥只見は閉鎖。
かぐらの努力もすごいが、奥只見の余裕の引き際もカッコいい。
こぶこぶBコースはGW明けにリセット。
ありがとう奥只見。
ありがとう奥只見。
ありがとう奥只見。
こぶが滑れない俺は心の底から喜んだ!
そこかしこに、てんぷらにすると美味いゲレンデの草が咲き誇る。
注: 「ふきのとう」です、いい加減覚えろよ俺。
森の木々が目覚め、「もうスキー場シーズンは終わりだよ」と、主張していた。
神様が座ると言われる、二股に分かれる奥只見の木が、春のゲレンデを見下ろす。
※こういうふうに二股に分かれる木は、神様の椅子と言われている。切っちゃだめなんだよ~。
うん。
これで、俺のシーズンも、終わりでいいかな。
ありがとう、奥只見。
俺にスキーの技量があれば、この後はバックカントリーに出かけると思う。
でも俺は、いかない。(行けない。笑)
GW中の新潟登山で遭難の親子(37歳パパと6歳息子君)がまだ見つからないらしい。
山やゲレンデに上がったら、上級者も初心者も、安全に降りて帰って来なきゃいかんよ。
飛べるキッカーを飛ばない判断、登頂を中止する決断力が、山には必要だ。
倒木を切り、火を起こす道具と知識も必要だ。
自然の力と物理の法則は、なめちゃいかん。
みなさんが、怪我なく、楽しく、今シーズンを〆られますように。
来シーズンもまた、へっぴり腰の俺はゲレンデに行きまっせ!!
スキー: 今日の学び
来シーズンの目標は、各地のゲレンデの全てのコースを安全に滑れるように成長する!
あと、リフトで目を開ける!