高所恐怖症の元スノーボーダーがフリースキー初心者となってゲレンデに戻った記録。
昨年の春、1級の叔父と初めて5ロマに行ったとき、カチンカチンのアイスバーンに粉雪パラパラなコンディションのコブが待っていた。
俺は、立っては転び、立っては転び、全然前に進まない。
そんな俺に、1級の叔父が大声で
「横滑りー!横滑りー!」
と、下から叫ぶ。
は?横滑りってなんぞ?
スキー10回目の俺は、「横滑り」の意味がわからないまま、氷のコブ初体験で打ちのめされた。初めては何かと大変である。
つーことで今回は、横滑りを練習することにした。
とりあえずYouTube先生でスキーの横滑りを検索。
色々見ると、斜面に対して板を真横にして、ずらしながら安全に降りるヤツっぽい?ボード初心者がキツイ斜度でよく使う滑り方に似ている、これなら俺できるよ。
ってことで、スキーで横滑りをやってみた。
そしたら、利き足(左足が谷)では横滑りできた。
真っすぐ谷へ、斜め前方へ、斜め後方へ、ずらしながら自由にコントロールできた。
なんだよ俺、横滑りマスターじゃん!!
なるほど、これなら急な斜面も確かに安全かも。
しかし問題は、右足が谷になった場合だった。
全くできん!
板のエッジを外ずのが怖い。
エッジを外しても、板と斜面をフラットに持続できないから、すぐに止まってしまう。
下手すると逆エッジでコケそうになる。
右足はまるで、他人の足みたいだ。板のどこに乗っていいかもわからん。
スノーボードではトウエッジもヒールエッジでも大丈夫なのに、なぜスキーはできないんだ!
なんなんだスキー?!
マジわけわからん。
スキー: 今日の学び
今シーズン2回目、コケた若いボーダーが、すごいスピードで後ろから滑落してきた。(非接触)
判例的に、ゲレンデの人々には前方注意義務がある。
しかしこの事故遭遇確率じゃ、後方まで注意しないと、その内怪我させられる可能性も否めない。
アクセルとブレーキを踏み間違える高齢者も怖いが、ゲレンデで後ろからオカマ掘られるのも十分怖い。
かと言ってゲレンデで貞操帯を付けるのも色々とアレだ。
スピード出せない横滑り練習は、安全なところでやりましょう~