高所恐怖症の元スノーボーダーがフリースキー初心者となってゲレンデに戻った記録。
安比でスキー・ブーツの2日間レンタルが、1万。
たけーだろ!
ってことで、自前の板を買いに行った。
スキーといえば、小川町。
スキー板にバートンがないことを安比のレンタルカウンターで学んだ元ボーダーの俺は、今日はちょっとプロな気分だ。
ツウな顔してスキーショップに入る。
俺 「すみません、スキーとブーツセットで探してるんすけど」
店員 「どんな板をお探しですか?」
俺 「え?普通のスキーの板だけど」
店員 「スキーにもいろいろございまして・・・」
スキーにもいろいろあることを知った俺はこの日、さらに大人になった。
俺は「富士山を滑れるスキーのセット」が欲しかったが、店の人が最初はそんな高いのいらないという。
スキーの事はよく分からんので店の人にまかせ、俺は初心者セットを買った。
入門者用スキーセットは安比のレンタル料金で換算すると10日くらいで元が取れる計算だ。スキーはボードより安いな。
道具の良し悪しは全くわからんが、レンタルしなくて良いならそれで十分だ。
さぁまってろよ、雪山!(いや、ゲレンデだろ)
タイヤがノーマルタイヤの俺は、朝一の新幹線で湯沢へ。
スキー場に到着した俺は、ルンルン気分で自前板をはいてリフトに乗った。
朝一のゲレンデはガリンガリンのアイスバーンだった。
みつまたからかぐらに行く途中、上の赤い丸印の急な坂を、俺は降りることができなかった!
ハの字で止まらないのだ。あんな急な氷の坂を降りられるわけがない。
俺はスキー板を脱いで、みつまた第2ロマンスリフトの坂を歩いて降りた!
まじか俺!
あぁ、なんたる屈辱!
止まること、スピードのコントロールができない自分を恨んだ。
かぐらにたどり着けないって?これは現実か?!
俺はみつまたファミリーコースにもどり、泣きながらひたすらファミリーコースを往復した。
スキーは、スクールに入らないとだめなのかも知れない・・・。
スキー: 今日の学び
スノーボードが恋しい。