高所恐怖症の元スノーボーダーがフリースキー初心者となってゲレンデに戻った記録。
俺は手っ取り早くスキーを習得するため、プライベートレッスンを受けることにした。
スクールの先生は、自分の親より上の年齢の先生だった。
ブーツの締め方に始まり、足首、ひざ、股関節、ストックを持つ両腕、全てのフォームを教えてもらった。
斜度のある所を安全に降りる、シュテムターンも教わった。
カーブするときに足を開き、プルーク(ハの字)の形にして片足に荷重したら、うち足を閉じてパラレルにして滑る、という滑り方だ。
シュテムターンはスムーズにできなかったが、板を外して降りた級坂はプルークボーゲン(ハの字でターンしながら滑る)で降りることができた。ありがとう先生!
レッスンは濃い2時間であった。
この日はぼっちでゲレンデに行ったのだが、レッスン後めちゃくちゃ楽しくなって、アホのようにゴンドラコースを行ったり来たりした。
そして膝が痛くなった。
俺は昔、スポーツで膝を痛めている。
楽しいからとキャパ超えてやると、またヤバいぞ、と、警告灯が点灯した。
レッスンは絶対受けた方が良い!と確信した一日だった!
かぐらが少し近づいた気がした。
スキー: 今日の学び
プルークの俺を、小学生が爆速パラレルで抜かしていく屈辱に、俺は耐えられるのだろうか。
スキーはドM系なスポーツなのかも知れない。